タブレットを回転

クロワ カノン

土地

シャトー カノンのブドウ畑の延長上に、優雅で稀少な12世紀の礼拝堂があります。サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路の近くにあるこの礼拝堂は、中世に活発だったサンテミリオンの宗教活動の遺跡です。貴重な美しさを持つ神秘的なこの場所は2012年、歴史遺産保存の強い意志により完全に修復され、この特別な場所でワイン造りをすることも可能になりました。200年以上を経た堂々たる樫の木のもと、現代的な醸造槽と醸造庫が設けられ、シャトー カノンのセカンドワインであるクロワ カノン(かつてのクロ カノン)が作られています。

クロワ カノン

場所

ドルドーニュ川へ緩やかに下るサンテミリオンの傾斜地の斜面に、マズラ礼拝堂の入口を示す石の十字架が立っています。そこで2012年、新しいラベルの名が生まれました。「クロワ カノン サンテミリオン・グラン・クリュ」です。ブドウ畑の傾斜によって与えられるブドウ樹への軽い給水ストレス。それこそがゆっくりと規則的にブドウが熟すための鍵となります。礼拝堂を取り巻く11ヘクタールの区画と傾斜地の新しい畑のブドウからクロワ カノンが作られており、ブドウ樹の平均樹齢は35年、栽培比率は70%がメルロー、30%がカベルネ フランとなっています。

クロワ カノン

スタイル

プルミエ・グラン・クリュ・クラッセであるシャトー カノンと同じ緻密さで、セカンドワインのクロワ カノンを造っています。ブドウ畑でも醸造所でも、栽培家と醸造家たちのひとつひとつの動きは洗練を極めています。区画ごとに徹底した管理、手作業の丁寧な選果、重力を用いた醸造槽により、ブドウの実は繊細に扱われます。クロワ カノンは、メルローを主に、カベルネ フランを加えたアッサンブラージュからなっています。18ヶ月間、フレンチ オークの樽で熟成されますが、アロマのバランスとブドウのフレッシュさを保つために新樽の割合を少なくしています。そのワインは複雑さがあり、果実香とミネラル感が程よく融和し、密度のあるテクスチャーを持っています。多彩なアロマが調和するクロワ カノンは、サンテミリオンのアペラシオンを率いる地位を占めています。